ポルトガルで知らない人はいない、日本のお菓子なら「おまんじゅう」くらいの知名度なお菓子です。ポルトガルでの愛称は「Nata(ナタ)」。ナタはクリームという意味です。
「ベレン」というリスボンの中心から少し離れた町の修道院で作られたお菓子。もともとは洗濯した後の衣類やシーツののり付けに卵白を使い、黄身がたくさん余ってもったいなかったので作られたお菓子なのだというお話があります。
今でもこの修道院の近くには、ポルトガル一のエッグタルト店「Pastel de Belem(ベレンのタルト)」として、一日2万個も3万個も販売しています。
はじめてこのお店で食べたエッグタルトの美味しさは、どこのエッグタルトよりも美味しくて、今でも忘れられません。このお店を始めたのも、ベレンのタルトのような心に残るモノを自分で作れたらいいなあ、という憧れから開店しました。
だから、クリスチアノの「ナタ」は妥協はしません。重たすぎず軽すぎない美味しいクリーム、自然な甘みとねっとりしすぎない黄身の優しい玉子、旨みのある吸水性の良い国産小麦粉、香りが良く乳量の少ないバター、そしてポルトガルから届く、大西洋の旨みがギュッと詰まった塩気の強い塩。
これを高温のオーブンで焼き上げることで皮はパリパリして、中のカスタードクリームがとろりとした仕上がりになります。塩気の効いたパイ生地がお酒にも合う幸せなお菓子です。
夏の湿気には弱いので、湿度の高い時期は冷蔵庫や冷凍庫で冷やして食べることをお勧めしています。
パステル・デ・ナタ(エッグタルト)
原材料:
玉子、小麦粉、砂糖、生クリーム、バター、塩(原材料の一部に乳成分、玉子、小麦を含む)
内容量:55g
日本でもよく知られたポルトガル発祥のお菓子カステラ。ポルトガルでは地域によってさまざまな形のカステラがあり、当店では、オヴァール地方のレシピをもとに、作っています。オヴァール地方はポルトガルの中部。味わいが日本のカステラに近いのがこの地方のカステラかと思います。ちなみにオヴァールのカステラは半熟です。もともとは半熟ではなかったのですが、昔々、王様がオヴァール地方に立ち寄った際、カステラをふるまうことになり、修道女が慌ててしまい、早くオーブンから出して生焼けになったのが半熟カステラの発祥といわれます。ちなみにこの時王様が大変気に入ったのでこの地域の名物になったそうです。材料がシンプルなだけに、製造過程や素材そのものの味わいが美味しさの決め手になります。当店のカステラは、しっとりやわらか。玉子も小麦粉も当然美味しいものを使用し、細かい所の技術や製造工程に、こだわりました。小さなことにこだわったから、味わいが優しいです。冷やして食べたり、果物やアイスやホイップクリームと食べるのが店主のお気に入りです。
パン・デ・ロー(半熟カステラ プレーン)
原材料:
玉子、小麦粉、砂糖、塩、ヨーグルト(原材料の一部に玉子、小麦を含む)
内容量:190g
パン・デ・ロー キャラメル (半熟カステラ キャラメル味)
原材料:玉子・グラニュー糖・小麦粉・キャラメル・ヨーグルト・塩
内容量:208g
パン・デ・ロー マンダリン (半熟カステラ マンダリン味)
原材料:玉子・グラニュー糖・小麦粉・マンダリンオレンジ果汁・ヨーグルト・塩
内容量:208g
ポルトガルのカフェでよく見かけるチキンパイ。当店の店主がポルトガルに初めて行った時、リスボンの空港で食べて、あまりに美味しくて毎日何個も食べてしまった思い出の惣菜菓子です。日本でもあの味を食べたくて、試行錯誤して作り上げた力作です。築地宮川の新鮮な鶏肉を一晩かけてじっくりと火を入れ、塩と胡椒とナツメグだけで味付けしたシンプルな味わい。そのまま食べても当然美味しいのですが、これをザクザク4等分に切ってサラダにのせて食べたり、ポタージュスープに入れたりしても抜群な味です。
エンパーダ・デ・フランゴ(チキンパイ)
原材料:鶏肉、小麦粉、バター、塩、スパイス各種(原材料の一部に乳成分、小麦を含む)
内容量:65g
ポルトガルの中で名の高い、シントラ式のケイジャーダです。修道院ではじまったチーズを使用したケイジャーダ・デ・シントラは卵タルト同様に人気の焼き菓子です。その姿やレシピは修道院のレシピのものから、各村のお菓子屋のオリジナルの自慢のものから様々です。一般的(シントラなどの有名な修道院発祥のもの)なものは甘さが際立つのが多いです。当店のチーズは牛乳のチーズを使用しています。風味もよく、甘味もしつこくないように仕上げました。そのまま召し上がっても美味しいですが、保存の際は冷凍していただくと、より長く保存できます。冷凍した場合は、冷凍したままそのまま食べるとコクもあり大変おいしい商品です。解凍の場合は冷蔵庫等で解凍後、レンジで15秒ほど温めてお召し上がりください。
ケイジャーダ・デ・シントラ(シナモンとチーズのタルト)
原材料:
チーズ・小麦粉・砂糖・玉子・塩・シナモン
内容量:50g
クララはメレンゲで作ったマフィンです。卵白でキメ細やかなメレンゲを作り、香り良いアマゾンカカオをすりおろし加え、カカオニブも練りこみました。保存は密閉して冷凍後、食べる時にレンジで15秒ほど温めてお召し上がりください。
ボーロ・デ・クララ・コン・アマゾンカカオ
原材料:卵白・グラニュー糖・小麦粉・バター・カカオ・ヨーグルト・ベーキングパウダー
内容量:25g
ポルトガルのお菓子は少し変わった名前のお菓子が多いのですが、パポシュ・デ・アンジョはそんなお菓子のひとつです。地方ごとにその名前は違うようですが、「天使ののどぼとけ」も、そんな名前のひとつです。これは、この生地の柔らかさの表現になります。卵黄と砂糖で作られた、口の中でホロホロと溶けていくような柔らかい生地にポルトガル菓子には欠かせないオボシュ・ドースクリームを挟んでいます。冷凍のまま、またはよく冷やして食べることをお勧めします。ポルトガルではシロップ漬けにされていてとても甘いお菓子なのですが、そのままで美味しいのでシロップをかけていません。
パポシュ・デ・アンジョ(卵黄のふわふわケーキ)
原材料:玉子・砂糖・コーンスターチ
内容量:36g
ポルトガル中部テントゥガル村の伝統的なお菓子です。ポルトガル伝統クリームオボシュ・ドースを加えて、サクサクに焼きあげました。今季は「栗」や「胡桃」を加えてアレンジしました。11月、12月限定のお菓子となります。来年の冬には、また新味の予定です。1箱3本入りとなります。
<お休み中>
パスティス・デ・テントゥガル(季節のパイ包み)
原材料:パート・フィロ、バター、卵、砂糖、コーンスターチ、栗、胡桃、生クリーム、ラード
ポルトガルのアゼイタオン(Azeitao)という町の美味しいお菓子です。お気に入りのお店があるのですが、そちらのトルタを想い浮かべながら作りました。独特な製法でしっとりとした食感に仕上がった生地に、ポルトガル伝統クリームオボシュ・ドースを挟みました。美味しい玉子の味をそのまま感じられるケーキです。冷やすとより美味しいです。1箱4本入りとなります。
<お休み中>
トルタ・デ・アゼイタオン
原材料:玉子、グラニュー糖、コーンスターチ、シナモン、発酵バター、塩
ポルトガルとアフリカの影響を受けて出来た、ブラジルのお菓子です。 ココナッツファインのシャキシャキとした独特な食感と、卵黄の濃厚な味わいが特徴です。 甘さを控えめにアレンジを加えたので、ペロリと召し上がれます。 1箱3個入りとなります。
<お休み中>
キンジン(ココナッツと卵黄のプリン)
原材料:卵、砂糖、バター、牛乳、ココナッツファイン
内容量:60g
東京都 渋谷区 富ヶ谷 1-14-16
スタンフォードコート 103